1999-07-30 第145回国会 参議院 国旗及び国歌に関する特別委員会 第3号
こういうアジア民衆の声、これを謙虚に受けとめるとおっしゃるんだったら、今、日の丸・君が代の国旗・国歌としての法制化はやるべきじゃないと思いますが、もう一度どうぞ。
こういうアジア民衆の声、これを謙虚に受けとめるとおっしゃるんだったら、今、日の丸・君が代の国旗・国歌としての法制化はやるべきじゃないと思いますが、もう一度どうぞ。
(拍手) 私は、日本外交の基本姿勢として忘れてならないことは、日本のかつての侵略戦争によって三百万人余の我が国民のとうとい生命と、二千万人余に及ぶアジア民衆に多大の犠牲と苦痛を与えたという厳然たる歴史的事実があることであります。
そこに日本と西方諸国が平和と貿易と工業において協力し、いま貧乏と汚濁の中に生きていて共産主義者の喰いものとなっているアジア民衆の生活を豊かな幸福なものたらしめるため、これに是非とも必要な物資を供給する途が開かれているわけである。」というふうにこれなりの言い方をしておりますけれども、まさにこれが原点であったわけです。一九五一年のことでありますが、まさにその原点がこれだったんです。
われわれにはいろいろ道があるようだけれども、結局二つの道しかないのであって、立ち上がったアジア民衆によってその独立を奪い取られるか、みずから進んで植民地を放棄してそしてアジア諸民族の信頼と尊敬をかちうるか、その二つの道しかない。どうせそういうことであるならば後者の道を選んだほうがいいではないかというのがその論旨であります。
(拍手)また、こうした体制を、日本及び極東に樹立することが、日本国民と十億のアジア民衆が求め、国連憲章がまた追求しているところの正しい安全保障の体制と言うことができると確信いたすものであります。(拍手) 佐藤総理の見解を伺い、私の質問を終わる次第であります。(拍手) 〔内閣総理大臣佐藤榮作君登壇〕
しかるに、アジアにおける日本が、サンフランシスコ会議によつて独立と自由と自立の基礎を奪われることに対するアジア民衆の同情と、アジア民衆のこれら西欧諸国に対する反撃とがこの中に含まれておることを、われわれは理解しなければならないと存ずるものであります。 さらに、この問題について共産党の一部より、いわゆる中立外交は成立せずとの主張がなされたことに対して、私は同時に遺憾の意を表するものであります。
メーデーの彈圧に際し、人民はこの武裝彈圧に対して、断固として英雄酌に抵抗し、その偉大なる力量を全世界に示したのであります(拍手)これは、一つには、内外反動どもの心胆を寒からしめ、一つには全世界、特に全アジア民衆の絶大なる支持と同情を呼び起した歴史的事件であります。
朝鮮の三十八度線、仏印のホー・チミン対パオ・ダイの争い、あるいは台湾と本土と二分された中国、こうした二つのアジアと、その中にかもし出されるアジア民衆の不幸は、はたしてアジア自体の責任であるかどうかということをもわれわれは反省してみなければなりません。私どもは、断じてそうとは思わない。
(拍手)国会解散の要求は、平和と独立を欲する全国民の要求であり、全アジア民衆、いな、全世界人民の要求である。(拍手)日本共産党は、命をかけて、——命をかけて平和と独立を守らんとするその祖国愛に燃えて、この決議案を支持するものであります。(拍手)